抄録ビューワ(CD-ROM)について
参加者の皆様は大会前にどのような準備をなさいますでしょうか。発表される方はポスターやスライドの作成や発表練習、遠方から出かけられる方はホテルなどの予約、また会場やホテルの近くにあるおいしいお店を探される方もいらっしゃるかと思います。しかし、大会プログラムや演題の確認をされない方はいらっしゃらないのではないでしょうか。
米国神経科学会大会のような大きな学会では抄録集が電子媒体として発行され、著者や題名、抄録本文の検索が可能になっています。また多くの方がご存知のとおり、興味がある演題にはチェックを入れ、個人スケジュールを作成することができるようになっています。日本神経科学大会でも2004年大会から抄録集を電子媒体(CD-ROM)で配布を始め、本大会でも作成いたしました。大会に事前登録いただいた方および日本神経科学学会員の方にはすでにお手元に届いているかと思います。抄録集は諸事情から冊子媒体でも発行されることになっておりますが、このCD-ROM(神経科学大会抄録ビューワ)は大会開催前に抄録本文を読むことができる唯一の方法です。開発環境、工期、予算などの制約から、米国神経科学会のSfN Abstract Viewer and Itinerary Plannerのようには洗練されておりませんが、抄録全文検索、個人スケジュール作成機能などがございますので、ぜひご利用いただき、参加者の皆様の手助けとなればと思います。
対応しておりますOSはWindows 98SE/2000/XPおよびMacOS9以上です。まずCD-ROMをドライブに挿入し、インストーラを起動し、コンピュータにインストールをしてください。右図にもあります全体メニュー(メイン画面)では、種別ごとの演題リスト表示へのリンクとなっています。
左図にもあります大会日程表の画面では日ごとにセッションと会場を確認することができます。
この日程表の各セッションをクリックするとそのセッションの演題一覧がリスト表示されます。この演題のリスト表示画面では、右側にあるチェックボックスをチェックすることによって、ご自身のスケジュールを作成することができます。

チェック済みの演題を確認するには、"My Schedule"をクリックしてください。図に示したような個人スケジュール表が表示されます。このスケジュール表は印刷することも可能です。
今回の抄録ビューワの開発に際しては、2004年神経科学大会参加者の方々にお答えいただいたアンケート、さらに有志の方々によるユーザビリティテストなどの結果を参考にさせていただきました。しかし、開発の都合上、どうしてもあきらめなければならない機能、仕様もありました。おそらく印刷機能、検索機能、個人スケジュール機能、画面デザインなどに不満をお持ちになる方がでると予想しています。また十分な動作テストをしたつもりですが、基本機能に欠陥があるかもしれません。使用上もし不満な点等がございましたら、お手数でもぜひ大会事務局までご連絡いただければと思います。皆様の意見・批判が今後の抄録ビューワをより良くします!

抄録ビューワ(CD-ROM)に関するお問い合わせ先

第28回日本神経科学大会事務局(neurosci2005@congre.co.jp)

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